台北⇔桃園空港のアクセスが便利に!3月2日よりMRT桃園空港線が開通!
3月2日からMRT桃園空港線(正式には桃園機場捷運Taoyuan Airport MRT)が開通します。すでに2月16日から一般のお客様を乗せて試運転を開始していましたので、今回は先取りして新設された駅の様子など、気になったところを写真をふんだんに交えながら存分に紹介していきます。観光の参考にして頂ければ嬉しく思います。
基本情報
開業日:3月2日
運行時間:午前6時~午後11時
運賃:160元
※開業1ヵ月間は半額
まずは駅周辺の地図です。右側のMRT台北駅(正式名称は台北車坫)と左側のMRT北門駅との間に作られました。括りとしては新しい路線ですが、感覚としてはMRT台北駅に新しい乗り換え線のホームができた感じです。
今回は台北駅の地下街から北門駅まで歩いてみましたが、迷うことなくたどりつけるはずです。そこら中に案内版があって分かりやすかったです。
駅の様子
今回は時間が無かったため、電車には乗りませんでしたが、キャリーバックやスーツケースを置く場所があったり、Wi-Fiが無料で使えたりスマホの充電が出来たりと空港線特有の電車になっているそうです。
行ったときはプレオープン中(無料乗車)だったので、まだ切符を買うことが出来ませんできましたが、値段は160NTD(約600円)、直達(Express)と普通(Commuter)の2種類があります。直達(Express)に乗ると約40分の乗車時間だそうです。
空港のチェックインもここで出来ちゃいます。5つの注意書きに書いてあるようにチャイナエアライン、エバーなどの台湾系の4つの航空会社に限られますが、荷物も預けられるし桃園空港では飛行機に乗るだけで楽ちんなので、かなり便利なサービスだなって思いました。
とにかく結構な広さでタクシー乗り場ももちろん完備、大型バスの乗り入れも可能なため、利便性はかなり高いと思われます。ただ、構内にコンビニが無かったように思ったので、それが少し残念でした。
外の様子
近くに宿泊するホテルがない限りはあまり歩いて外からは入ることはないかもしれません。近隣はまだまだ工事しているところがありました。
桃園空港からバスと新幹線、MRTどれがいいの?
おすすめ度 | 運賃(NTD) | 時間 | |
---|---|---|---|
空港バス | 〇 | 125 | 50分~60分 |
新幹線 | × | 160 | 20分 |
MRT | 〇 | 160 | 40分 |
おすすめとしてはバスかMRT、新幹線は論外としました。バスをおすすめする理由として、桃園空港からのバスは市内の有名ホテルで停車してくれます。中山区にあるアンバサダーホテルやリージェントホテルなどはその代表です。そういったホテルに泊まる予定の方はわざわざMRTを使う必要はありません。
また、新幹線がなぜ論外かというと桃園空港から新幹線がある桃園駅までは歩けないほどの距離があって時間をロスします。(若干うろ覚えですが、バスかタクシーで行く必要があり)新幹線の乗車時間自体は一番短いですが、新幹線のりばまでの時間ロスを考えると却下したいと思います。
MRTのネガティブな要素をあげるとすれば、台北に到着してからの移動が少し不便です。駅からタクシーを利用するのであれば全然問題ないですが、MRTの乗り換えをしてホテルのある駅まで歩きでいこうするとと重たいスーツケースが邪魔をしてかなり疲れると思います。ご年配の方は迷わず、タクシーを選ぶことをおススメします。
以上、最新の観光情報でした。