並行輸入したXperia XZを修理に出す方法 (スマホ修理・台湾)
Zenfone3の修理記事がご好評だったため、他のメーカー修理についても調べてみました。今回のテーマはSonyのXperiaの修理についてです。
結論。海外モデルの修理は現地で修理しよう!
台湾モデルはモバイルゲージ ファクトリーで修理受け付けています。日本語で全て対応してくれますので、安心です。
国内の修理事情は複雑怪奇
と、いうのも修理ショップごとに修理できる端末も修理箇所もバラバラ。ネットの料金表を参考に比較表を作成しようと思いましたが、〇〇円~とか、詳しくはお問合せくださいとか、実際に端末を見ないと分からないとか、ラチがあきません。何件か電話で質問をしてみての一例ですが、『破損が原因のXPの液晶パネルの交換はできます、でも画面が付かないなどの症状は液晶パネルの問題ではなく、マザーボードの問題なので、修理が出来ません。詳しくはは実機を見てから見積もりを…』との回答。
修理できるかできないのかも分からず、うまくまとめ切れません。
ドコモなどのキャリアのサイトを見ても同様の状況でしたので、分かりやすく言えば『端末のみぞ知る』といったところでしょうか。問い合わせた中での個人的ば見解なのではありますが、
1.最新モデル(XZやXC)はメーカー修理(※キャリア修理もここ)
2.発売からしばらく経過したモデル(XP)は部品が徐々に出回る
3.国内未発売モデル(XやXAやXAUなど)は部品が調達しにくい
という図式だと思われます。ショップに部材があれば修理できるし、無ければできないということですね。※端末はグローバルで同一の規格
アマゾンやオークションで買うときは要注意
Amazonやオークションで海外版のSIMフリーモデルを買う人も急増しています。Amazonスマホランキングを見れば並行輸入品がズラ~っと並んでいます。私も海外に住んでいるので、国内未販売モデルを所有しています。私は購入した国で保証が付いているので、故障した際の心配はしていませんが、日本国内在住の方にとってみれば保証のある、無いは非常に大きな問題です。修理ができないなら、安いだけでは買えない。多少高くても、修理サポートがあるショップを選びましょう。
とは言ってもXperia XP、XZ、XCのように国内モデルよりも3か月くらい前に販売開始しちゃってたり、Google Pixelのように日本で出る出るって言って国内未販売のままの端末も多い。海外モデル購入のベテランは保証よりも優先することも当然あります。
購入1年未満の台湾モデル端末の修理代はタダ?
少し台湾のXperia事情をお話しすると、台湾SONYのXperia製品はキャリアが端末ごとのIMEI(端末識別番号)を管理しており、ネットで買おうが、町のスマホ屋で買おうがすべての端末はキャリアで管理されています。そのため、修理の持ち込み先はキャリアであり、その先にメーカーがあります。そのため、直せない故障はありません。私も以前、Xperiaをキャリア修理に出しましたが、部品が無かったため、全くの新品と交換になった経験もあります。部品がなくても全く心配ないのがメーカー修理の強みです。つまり、Amazonやオークションで販売されている台湾モデル端末は元をたどれば、台湾のキャリアが原点です。
古い端末は当然修理代がかかりますが、XP、XZ、XCなどの2016年モデルは発売1年未満なので、100%保証されるはずです。前述のMOBILEGAUGE FACTORYさんはスマホの販売を中心のショップですが、台湾版のスマホの修理も受け付けています。修理代はかからないから手間賃(手数料)が取られるだけです。国内で修理できなかったり、高い修理代金を選択するなら、国境は越えますが値段もお得でメーカー修理なので、安心感も高いと言えます。なお、外部的要因の水没や液晶破損は日本でもどこでもそうですが、メーカー保証外のため実費がかかります。故障でお困りの方は、一度問い合わせてみてはいかがでしょうか?